VPS比較:回線速度が速い順ランキング
最終更新日: 2025/04/29
VPSを選ぶ時回線速度が速い方が良い理由
回線速度は、とりわけ画像・動画といった配信容量が大きいサイトを提供する場合に、ユーザーに快適な配信速度を確保する為に必要になります。
Amazon.comの2006年の調査によると、
– ページ読み込み時間が0.1秒減ると売上が1%増加
– ページ読み込み時間が1秒増えると、コンバージョン数が7%減少
– ページ読み込み時間が1秒増えると、PVが11%減少
– ページ読み込み時間が1秒増えると、ユーザーの満足度が16%減少
と、ビジネスへの影響は大きいので、画像が多い等、煌びやかなページコンテンツの提供が主になり、ネットワーク回線が速度に影響するようなサイトの場合には、回線速度は重要になります。
サイトが遅ければ、ユーザーが見れるページも減りますし、直帰率も上がってしまいます。
また、GoogleがSEO要素として、Webページのロード速度も評価の1要素として取り入れるようになった為、流入数にも影響すると言う事で、
SEOによる流入数への影響 x CVR(=コンバージョンレート/購入率)への影響
という形で、掛け算的に影響が出るようになってきている為、その重要性は増しています。
ビジネスに使う場合には、多少インフラの費用が増加しても、成果としてリターンの方が遥かに大きい結果となり得るので、回線速度もVPS選択では重要な要素になります。
また、AWSとかパブリッククラウドの様に、ネットワーク利用に対して基本課金されないことは、サーバー単体としてのコスパの良さ以外に、VPSを利用する大きな理由になります。
VPS一覧: 回線速度が速い順
実際の回線速度はその時の状況によって異なるというのはありますが、各VPSが公表する性質のものではないので、自分で実測値を測る必要があります。
回線速度は基本プラン毎ではなくブランド毎に異なるので、回線速度がプランによって異なりえるケースを除いて、ここでは各VPSブランドをリストしています。
数値としては
– サーバー側から見るとDownload速度はユーザーからサーバーへのファイルアップロード速度
– サーバー側から見るとUpload速度がユーザーのDownload速度 = Webページの表示に影響する速度
となるので、「サーバーからのUpload速度」の方が、より重要になります。
なので、サーバーからのUpload速度で並び替えています。
なお、ネットワーク速度のベンチマークには、speedtestというツールを使いました。
| サービス | Upload最低値 | Upload中央値 | Upload最高値 | Download最低値 | Download中央値 | Download最高値 | 注記 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Web Arena IndigoPro (10Gbps上限)[解説] | 4063 Mbit/s | 4344 Mbit/s | 4638 Mbit/s | 2386 Mbit/s | 2409 Mbit/s | 2841 Mbit/s | 2022/10計測 |
| XServer VPSビジネスプラン[解説] | 2433 Mbit/s | 2776 Mbit/s | 6816 Mbit/s | 1846 Mbit/s | 3913 Mbit/s | 5543 Mbit/s | 2025/04計測 |
| Linode[解説] | 2000 Mbit/s | 2007 Mbit/s | 2052 Mbit/s | 5860 Mbit/s | 5890 Mbit/s | 5898 Mbit/s | 2022/08計測。Tokyo DCから計測 |
| Vultr[解説] | 1159 Mbit/s | 1334 Mbit/s | 1363 Mbit/s | 2557.46 Mbit/s | 4652 Mbit/s | 4940 Mbit/s | 2022/04計測。Tokyo DCから計測 |
| Web Arena Indigo (1Gbps上限)[解説] | 861 Mbit/s | 875 Mbit/s | 893 Mbit/s | 744 Mbit/s | 763 Mbit/s | 799 Mbit/s | 2022/10計測 |
| Web Arena Indigo (500Mbps上限)[解説] | 516 Mbit/s | 847 Mbit/s | 861 Mbit/s | 583 Mbit/s | 748 Mbit/s | 761 Mbit/s | 2022/10計測 |
| Amazon Lightsail[解説] | 793 Mbit/s | 800 Mbit/s | 871 Mbit/s | 823 Mbit/s | 824 Mbit/s | 04 Mbit/s | 2022/10計測。日本DCから計測 |
| Upcloud[解説] | 454 Mbit/s | 565 Mbit/s | 589 Mbit/s | 946 Mbit/s | 950 Mbit/s | 951 Mbit/s | 2023/10計測。シンガポールDCから計測 |
| Digital Ocean[解説] | 137 Mbit/s | 483 Mbit/s | 522 Mbit/s | 7203 Mbit/s | 9518 Mbit/s | 9866 Mbit/s | 2023/11計測。シンガポールDCから計測 |
| カゴヤ[解説] | 238 Mbit/s | 238 Mbit/s | 238 Mbit/s | 226 Mbit/s | 229 Mbit/s | 249 Mbit/s | 2025/04計測 |
| Serversman[解説] | 102 Mbit/s | 105 Mbit/s | 106 Mbit/s | 78 Mbit/s | 98 Mbit/s | 98 Mbit/s | 2018/11計測 |
| WebArena Indigo(100Mbps上限)[解説] | 100 Mbit/s | 100 Mbit/s | 100 Mbit/s | 97 Mbit/s | 97 Mbit/s | 97 Mbit/s | 2023/10計測 |
| シンVPS[解説] | 98 Mbit/s | 98 Mbit/s | 98 Mbit/s | 479 Mbit/s | 479 Mbit/s | 479 Mbit/s | 2024/06計測 |
| XServer VPS[解説] | 98 Mbit/s | 98 Mbit/s | 98 Mbit/s | 478 Mbit/s | 479 Mbit/s | 492 Mbit/s | 2023/11計測 |
| ConoHa[解説] | 97 Mbit/s | 97 Mbit/s | 98 Mbit/s | 95 Mbit/s | 95 Mbit/s | 95 Mbit/s | 2023/11計測 |
| さくらのVPS[解説] | 94 Mbit/s | 95 Mbit/s | 95 Mbit/s | 93 Mbit/s | 95 Mbit/s | 95 Mbit/s | 2018/10計測 |
| サービス | Upload最低値 | Upload中央値 | Upload最高値 | Download最低値 | Download中央値 | Download最高値 | 注記 |
分析
全般的には、制限を受けるような事にならない限り、かなり安心出来る速度がそれぞれ出ているという事は伺えます。
その上で、基本的にここがVPSによって基準が違うのですが、使いすぎると制約がかかる事があるようです。
逆に通知も無く制限をかけてくるところもあるようです。
ネットワーク回線課金が無い日本のVPSはそれはそれで嬉しい事ですが、逆にそういうこちらから見えない基準で制限をかけられるリスクが発生しうる事については注意。
逆にネットワーク利用が一定量を超えたら課金してくる海外発VPS(AWS Lightsail[解説]、Vultr[解説]、Digital Ocean[解説]、Linode[解説]、Upcloud[解説])は、過剰利用には課金という事で、少なくともネットワークの使い過ぎが理由で制限がかかる事はありえないので、サービス利用の継続性という観点では意味では安心です(お財布の不安は生まれてきますが)。
ご自身で回線速度を計測したい場合の注意点
お名前.com[解説]、さくらのVPS[解説]は試用期間中は内から外については速度制限がかかって相当低い数値が出ますが、それは試用期間中だけなのでご安心を。
払い込めば、その制約は解除されます。
すぐ本サービスに使うつもりならば、本申し込みをして、この制限を解除する必要があります。
例: お名前.com Q&A
【VPS(KVM)】回線速度について教えてください。 VM毎に100Mbps共有(ベストエフォート)の環境をご利用いただけます。 バックボーンにつきましては、非公開となりますのでご了承ください。なお、共有回線の ため他のVPS環境に影響が発生するようなトラフィックの場合には、 制限をさせていた だく場合があります。 ※無料トライアル期間につきましては、ダウンロード(中から外)が5Mbpsに制限されます。
2026/01/30 ConoHa[解説]のv3環境とConoHa for Gameが約30分ダウン(インシデント詳細)。SLA未達による10%料金補償の対象に。翌月末までに申請必要
2026/01/04 シンVPS[解説]の大容量メモリプラン対応 [更に読む]
[日本発VPS] 安い&為替影響なしが最大の特徴
| 順 | VPS名 | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|
| 1 | Xserver VPS[解説] | メモリ6,12,24GBで最安。Disk速度速い | コンパネ共同管理非対応&LAN接続無 |
| 2 | WebArena Indigo[解説] | メモリ1,16,32GBで最安、4GB以上高速回線。コンパネ共同管理対応 | CPU性能低め&LAN接続無 |
| 3 | ConoHa[解説] | クラウド機能充実&SLA99.99%&下位プランへ変更可 | コンパネ共同管理非対応&上位プランで容量増えず |
| 4 | KAGOYA[解説] | メモリ2(年割),3,4(年割),8GB最安。性能コスパ高い&LAN接続/LB利用可 | コンパネ共同管理非対応 |
| 5 | シンVPS[解説] | 大容量メモリプランにてメモリ単価最安になる場合有り | 最低契約期間が3ヶ月 |
[海外発VPS] 日本語サポート無し、為替影響常時受ける。但し全てコンパネ複数人共同管理対応でクラウド機能高い
| 順 | VPS名 | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|
| 1 | Vultr[解説/無料券] | 国内DC複数有。高性能物理完全占有VPS初期費0で提供。毎月2TB無料転送枠有。SLA100% | |
| 2 | DigitalOcean[解説/無料券] | クラウド機能最充実海外最大手VPS。LBで無料SSL自動更新可。無料DDoS防御提供 | 海外DCのみ |
| 3 | Linode[解説/無料券] | 国内DC複数有。クラウド機能充実。無料でDDoS防御。Akamaiと統合で機能向上 | |
| 4 | UpCloud[解説/無料券] | LBで無料SSL自動更新可。24時間チャットサポート嬉しい | 海外DCのみ&ユーロ建て |
| 5 | AWS Lightsail[解説] | クラウドの基本機能揃う | CPU Credit使い切ると性能落ち |