VPS

ConoHa VPS:特徴/料金/評判/性能(ベンチマーク結果)と設定方法

目次
  1. 期間限定キャンペーン
  2. はじめに
  3. 公式情報
  4. ConoHaの初回登録時利用可能無料クーポン
  5. 自分が実際にConoHaを使っているサイトの例
  6. ConoHaの特徴
  7. ConoHa VPSとレンタルサーバーのConoHa Wingの違いと使い分け
  8. ConoHaの料金・プラン一覧と契約における注意点
  9. ConoHaの各種割引
  10. サポート体制
  11. ConoHaの評判・口コミ
  12. ConoHaの機能一覧表
  13. ConoHaで選べるOS
  14. ConoHa VPSの簡単インストール対応ソフトウェア
  15. ConoHaベンチマーク結果
  16. 設定方法

期間限定キャンペーン

〜2023/12/22 16:00 ConoHa VPS v3提供かキャンペーン。初回の長期割に対し更に割引: 6ヶ月以上でメモリ1GB以下は約9%、メモリ2GB以上はなんと約36%割引
例: メモリ4GB: 時間課金3968円/月→12ヶ月契約1970円→今回のキャンペーン適用1128円
とかなりお得。

はじめに

この記事を読むとどういう事が出来る様になるか

ConoHa VPSのサーバー契約では、どのサーバータイプ・どのOS・どの契約期間を選ぶと良いのか判断出来る様になる
・ConoHa VPSを他のVPSの代わりに選ぶ/選ばない理由が説明出来る様になる
・ConoHa VPSの料金と性能とそれによるコスパが分かる様になる
・ConoHa VPSで料金を最小限に抑える方法が分かる様になる
・ConoHa VPSをサーバーの申し込み方・設定方法が分かる様になる
・ConoHa VPSでローカル接続等より高度な活用も出来る様になる

疑問・ご意見がありましたら、運営者のXのVPS関連の最新の投稿にコメントを付ける形で聞いて下さい。

記事に関する注意

こちらはConoHaのVPSの特徴・機能・料金の解説ページです。
ConoHaのレンタルサーバーであるConoHa Wingについては「ConoHa Wingの特徴・機能・料金の解説」をご参照下さい。

ConoHaの情報に関する注意

ConoHaは急激な国内電気料金高騰、為替変動、世界的な半導体不足によるコスト増への2023/12/2時点でサービス維持調整費10%をチャージしてる事に注意。
サービス維持調整費込みの値段を表示してくれている&毎月変更みたいな事をしない点は、GMOの他サービスに比べて良心を感じれて安心出来る点です。

性能のベンチマークは2023年11月15日に公開された、最新版(v3)で全て計測し直してあります(他のブログサイト等と異なり、実際に全て契約&実務に活用しての記事となっております)。

最新版(v3)は、CPUの性能が倍近く増えている

例: 2CPU/1GB
Single-Core Score = v2: 629 → v3: 1073
Multi-Core Score = v2: 1186 → v3: 2116

のと、フェイルオーバー機能(サーバ障害自動復旧対応機能)が加えられているので、可能な限り移行する事をお勧めします。
但し、DBについては共有型のv2から占有型に変わったv3は、v2に比べてメリットだけでなくデメリットもそれなりにあるので、その点の把握をまず十分にしてから、どうするのか判断すると良いでしょう。

v2とv3はコントロール画面の左下のボタンをクリックして切り替える形になります。
自分がどっちのバージョンを使っているのかは、きちんと理解して使いましょう。

公式情報



  1. 公式サイト
  2. 公式ニュース
  3. ワプ活(WordPress専用)
  4. 公式Twitter
  5. 公式Youtubeチャンネル
  6. APIマニュアル
  7. 利用者ログイン画面
  8. ConoHa応援団長: 美雲 このは

Σ(-_-๑).。O (ガチに活動してるな…)←実際このはちゃんのプロモ活動を支える専門職の「キャラクターマーケティング」迄設けてる

【具体的な業務内容】
・新規ファン獲得のための施策検討
・ファンの方々へのプレゼントキャンペーンの企画、運営
・キャラクターグッズの制作企画
・グッズの流通、売上管理
・キャラクターイラストの発注、監修
・オフラインイベントの企画、運営 等

【必要な経験・スキル等】
・率先して物事に取り組み、進めていける方
・アニメ・ゲームへの興味関心が高い方
・美雲このはちゃんの活動を支えていきたい方

ConoHaの初回登録時利用可能無料クーポン

このリンク経由の登録で、初登録ならば800円割引を受ける事が出来ます。

自分が実際にConoHaを使っているサイトの例

管理画面・クラウド機能が便利なので、
– 技術力がない他社にサービス提供する時
– WordPressの運用をする時
に使わせて貰っていましたが、昨今の円安の状況で、AWS[解説]やDigitalOcean[解説]、Linode[解説]、UpCloud[解説]、Vultr[解説]といったクラウド機能の充実度を目的に海外発VPSを使っていた部分についても、置き換える形で利用を出来るところは進めていたりしています。
クラウドの基礎要件を満たしているので、自分の様に複数台のサーバーを組み合わせてサービスを提供する用途で、日本発VPSとしてはとても役立ちます。

レンタルサーバにあたるConoHa WingとConoHa VPSの使い分けとしては
– WordPress運用だけならConoHa Wing[解説]がドメインからサーバ設定まで色々統合的に手助けしてくれる為便利
– それ以外の用途ならConoHa VPSがDBやメールサーバー等、インフラ運用の特に難しい点も代行してくれるので便利
といった使い分けができます。

ConoHaの特徴

一番気をつけるべき点

長期割引の割引率が高いので(半額以下になる)、利用するのなら長期割引を適切に、うまく活用する事。
36ヶ月契約とかをしたら一番安いプランも出現する。
会計とか考えると、12ヶ月契約にしておくのが無難ではありますが。
※12ヶ月で十分な割引率が適用されます。
なお、年割に対して、キャンペーンが更に割引のキャンペーンが加わる事がありますが(例: v3公開キャンペーン=メモリ2GB以上だと+36%の割引が加わる)、その割引率が大きいのならば場合によっては36ヶ月契約もありです。
長くすれば更なる割引もありますが、追加のキャンペーン割引分が+24ヶ月分更に適用されるという期間伸ばし効果が高くなるので。

とはいえ、サーバーに適用している契約期間の変更自体にも、一旦サーバーを止める処理が必要になるかつ、その変更反映にもまあまあ時間かかるので、本番稼働してからそんなに気軽に変えれるものではありません。基本はずっとこの単位で契約したい&料金もこれならOK、という期間を選びましょう。

特に良い点(メリット)

クラウド機能の高さ

GMOが、お名前、GMO VPSに続いて出してきたVPSブランド(2013/7/4からサービス提供開始)。
運用に高度さが求められるDBとメールサーバーの運用を運営側にお任せできるメリットが大きい、時間型課金のクラウド型VPS。
最後発あたりにあたるVPSですが、いつのまにか随分機能の拡張をして、日本発のVPSとしては一番クラウドとの境目に近しいVPSになった。

①揮発性(サーバーを時間単位課金で作ってすぐ捨てる事が出来る)
②冗長性(一台サーバーが落ちてもサービスの継続が可能=ロードバランサー、ローカル接続等が必要になる)
③拡張性(データを維持したままのスペックアップが可能)
という、クラウド3条件を満たしており、VPSという枠を超えたクラウド性を持つ先進的クラウド型VPSの1つ。

機能一覧表を見ると分かる通り、機能の充実度は素晴らしい。
通常そうしたサービスを提供しているからこそPublicクラウドは高くなる面もあるのですが、ConoHaはVPSとしての料金で提供してくれているので、そうした機能を安い価格で利用できます。
※Publicクラウドは色々な機能をサービスとして提供しているので、結果高くなっている&高く請求できるサービスになってしまっている

また、Gitlab、Jenkins、LAMP、Redmine、Wordpress環境等々、事前に用意された状態でサーバーを立ち上げられるのも特徴でその対応幅も大きい。

VPSとPublicクラウドの境目は最早あやふやになってしまいましたが、日本発のVPSの中では一番Publicクラウドに近いサービスを提供しつつ、それでもPublicクラウドのように難しくなり過ぎないように、簡単・安価なサービスを提供している所に最大の強みと特徴があります。


SLA(サービス稼働保証率)が付いている

ついているからといってその率が必ずしも守られるわけではないですが、SLA(サービス稼働保証率/ConoHaは99.99%)が付いているのも、それを守る為に努力はしてくれるだろうと考えられるという意味で嬉しい。
特に企業案件として受ける場合には、ぱっと見では見えない差ですが、欲しい保証になります。

尚、SLAは、あくまでその値を稼働率が下回ったら、定義に従って返金(又はその分差し引き)するという規程であり、必ずその数値が実現するという「仕様」ではない事をご認識下さい。
また、自分から返金の申請をする必要があります。
ConoHa VPSのSLAに基づく返金規程は以下の様になっています。

ただ、ConoHaは、SLAだけでなく、v3からはフェイルオーバー機能も追加していると言っているので、信頼度がかなり本当に高くなったと言えるでしょう。

稼働率障害時間(30日/月の場合)利用権付与率/月
99.99%未満 99.9%以上4分〜43分10%
99.9%未満43分以上30%

フェイルオーバー機能(サーバハード障害自動復旧対応機能)

いわゆるHA(High Availability)機能が2023/11/15公開のv3から実装され、可用性が向上。
万が一、ホストサーバー上で障害が起きた場合、別のホストサーバーへ自動フェイルオーバーを実行し、同様の環境を構築されます。
通常は気づかないメリットですが、ハードウェア障害はいつか起きると考えると、この機能があると安心できます。


サーバ付属のSSDとそれを補強する外部ストレージサービス

SSDディスクのプラン毎の費用対効果的特徴と外部ストレージ型SSDの特徴

全部SSDプランではありますが、100GB迄到達したら、プランを上げてもそれに比例して容量が増えないことには注意。
なので、ディスク単価だけを見るのなら、100GBのプランが一番コスパが良いです。
また、プランが違くても同じディスク容量であるが故に簡単にプランの上下が出来、そして唯一容量が違うメモリ0.5GBプランは選ぶと、スペック変更ができないです。

尚、ディスク容量の拡張は、外部のネットワークドライブに接続するという形で行われているので、容量は大量に後からでも追加できます。
200GBから10TBまでの外部SSDディスクを追加する事ができます。
ただし、ネットワークドライブなので、サーバーに付属している100GBのSSDディスクより速度は遅い為注意。

外部ディスクに当たるDBも活用出来るかも考えて、うまい組み合わせを考える必要があります。

また、画像はs3のようなオブジェクトストレージが提供されているので、画像や暫く使わないログ等大きなファイルの置き場としては、そちらを活用する事も出来ます。
こちらもデータベースと同じく、運用を任せられるマネージドサービスですが、より技術が必要になります。

サーバ付属の高速なローカルディスク、普通のファイルの様に扱えて大容量の追加が出来る(外部)ストレージ、画像等の置き場として安価さで優れているオブジェクトストレージ、それぞれの特性をよく理解し、複数サーバーも組み合わせて使う事が、ConoHaを使いこなす重要なポイントになります。
単体サーバーで全てこなすというやり方だけではキツいし、逆に複数サーバーを使いこなすのなら、ConoHaは非常にコスパが良いインフラと2023/12時点現在なっています。


データベース

バックアップを取る設定にすると、自動でバックアップを取得し、最大3世代分まで保持が可能です。
WordPressサイトを一つのWebサーバーを使ってポコポコ立ち上げる時に、管理画面だけでDBを簡単にどんどん追加できるのは非常に便利です。

v3のDB: 占有型MySQL

v3からは選んだCPU・メモリといったスペックを指定したサーバーに対してDBを載せるサーバーを契約する形になっています。
DBはmysqlに変わっており、2023/12/04時点でバージョン8.0.33です。

[自分でDB構築する事に対してのメリット]
– 最初からMySQLがインストールされている
– ConoHaの一般VPSサーバーはローカルディスクの上限は100GBなのに対して、DBサーバの方は1TBまで増やす事が出来る ※ローカルどうかは検証できないですが、プラン上げに付随して容量はDBサーバの方は増えている
– 障害が起きたらConoHaに復旧を頼む事が出来る

[自分でDB構築する事に対してのデメリット]
– DBのタイプがMySQLに限定される。MariaDB、PostgreSQLといった別の有力サーバが選べない
– MySQLのバージョンを自由には選べない
– レプリケーションサーバーを設けての負荷分散が出来ない
– ConoHaのサーバーは契約期間による長期割引があるが、長期割が存在しない
– CPU・メモリ・SSD容量が完全に一致するプランがないので単純比較は出来ないが、時間課金で見ても大体同スペックに対して倍以上の値段
・一般サーバ: 2CPU/1GBメモリ/SSD100GB時間課金: 1064円
・DBサーバ: 2CPU/4GBメモリ/SSD60GB時間課金: 5553円

[v2に比べたメリット]
v2のDBaaSでは共有サーバーであった為、他の人の利用状況に応じてはどうなるか性能がどう劣化するかが分からない部分がありましたらが、こちらではサーバースペックを決めて載せることができるので、その心配がなくなります。
また、v2のMariaDBのDBaaSに比べ、最大容量等が増えています。
占有型にはなりましたが、データベースの作成・DBユーザーの作成をConoHaの管理画面から出来るという仕組みには変わりありません。

[v2に比べたデメリット]
v3ではスペックの変更(容量増加含む)で、一旦DBサーバーを止めないといけないので、その点要注意。
v2では容量を増やすだけの為に停止する必要はなかったので、この点はv2のDBに比べてデメリットになります。
また、共有型のv2は、DBに障害が起きたら絶対に復旧してくれたでしょうが、v3では環境が独立してしまうので、そこにどこまで期待できるかは怪しいところはあります。
また、占有型になった分、料金がかなり上がっていますし、容量を増やしたくても、容量だけでなくCPU・メモリスペックの増強も同時に必要な、プラン変更モデルになっています。
普通のサーバーと違って長期契約による割引もありません。

結論、DBはv2で済ませられるのならv2で、v3使うのなら自分でDBの構築・運用できるのなら自分でやった方が良いんじゃない?、といった感覚を個人的には持っています。

以下の画像の様なモニタリング機能をWebの管理画面で提供してくれます。

v2のDB: 共有型MariaDB

共有サーバーによるDBaaSの形式でMariaDBが提供されています。

[v3に比べたメリット]
– Managed DB(DBaaS)はAWSの様なPublicクラウドでは一番高い部分で、同じDBaaSとしては考えられない安さ。
– 障害が仮に起きたとしても、共有サーバーなので、絶対にConoHa側が面倒を見てくれる形式である。

[v3に比べたデメリット]
– 共有サーバーであるが故に、他ユーザーの影響を受けたり、激しく使いすぎたら追い出されるリスクがあります。
– 2023/11/11時点で、ConoHaのMariaDBのバージョンは10.0.33となっています。
WordPressの推奨バージョンが10.4なので、それ以下であるという警告が出ててきます。
今までそれで問題にぶつかったことはなく、今の所気にしなくて良い要素だとは思いますが、留意しておいて下さい。


運用をお任せできるオブジェクトストレージ

AWSのs3の様に使えるオブジェクトストレージの機能が提供されています。
通常のSSDディスクよりも安い、マネージド型のファイル置き場として、画像やログ等のファイル置き場に活用する事ができます。


運用お任せできるマネージド・メールサーバー

サービスを提供する時は、信頼度を上げる為、gmailではなく独自ドメインのメールを使いたくなるかと思いますが、ConoHaはマネージドのメールサービスを提供しているので、自分でメールサーバーを構築しないですみます。


APIによるサーバー・ネットワーク・サービスの制御が可能

APIも整備されているので、プログラミングにより、サーバーの構築・削除等含めて出来るという、日本のVPSらしからぬPublicクラウド的な先進的な運用もでできます。

地味に嬉しい事としては、DNSもAPIで操作出来るので、無料ドメインとして有名なLet’s Encryptを、サーバー側認証ではなくドメイン側認証で行う事が出来るという、玄人向けの活用方法も出来ます。
ドメイン側認証だと、サーバーにドメインを割り当てずにSSLの取得や、ワイルドカード証明書が取得できます。


レンタルサーバープランとの統合

VPSは難しいという人には、ConoHa WingというレンサバがVPSと同一のアカウントで利用できます。

ConoHa Wingは、レンタルサーバーの中では相当使い勝手が良い上に、最上位にはVPS・専用サーバーと同じ様なCPU/メモリのリソース確保型もある為、サーバー管理に強いニーズ・技量が無い場合、無理せずレンサバを使うのも正直ありです。
実際、技術者ではない知人がWordPress位で済む程度の案件で、自分でWebサイト運用したいと言ってくる場合には、VPSの運用は自分の様な技術者が面倒をみない限り無理なので、代わりにConoHa Wingをお勧めする事が個人的に多いです。

興味がある方は、別ページとして設けてるConoHa Wingの特徴解説ページをご参照下さい。


このはちゃんによる遊び心

このはちゃんというキャラが広報活動をしたり、管理画面のテーマをのっとったりする。

なお、仕事中に後ろから覗き込んだ人に遊んでいるのでないかと誤解されないように、通常モードに戻す事はできるのでご安心を。

このはちゃんの為にConoHaを選んだとTwitterで呟く人も多々いるが、Twitter上に生息するこのはちゃんの歓心を得ようとしているだけなのか、心からの本心なのかは不明である。

何れにせよ、会社に稟議をあげる時には、このはちゃんを応援する為…と素直に言うのはお勧めしない。
「日本にDCがある日本のVPSで、他VPSに比べ機能が豊富で、それでいて安くて、時間課金でリスクも少ない」
と言うのが妥当な稟議上げ理由になるだろう。


かなり力を入れているMinecraft対応

Minecraft、通称「マイクラ」というゲームを複数人でプレイする為の環境サーバーの構築テンプレにかなり力を入れています。

Minecraft公式サイト

「Minecraft manager」というものを提供しており、Minecraftマルチサーバーのバージョンアップや自動バックアップなどの設定変更をブラウザから行えます。
従来、マルチサーバーの設定変更はコマンド操作が必要でエンジニアではない方には敷居が高いものでしたが、Minecraft managerを使えばクリック操作だけで完結できるので、初心者でも簡単に設定ができます。


改善を期待したい点(デメリット)

– 一番高速なディスクとなるローカルディスクがメモリ2GB以上のプランでプランを上げても100GBから増えない。逆に言えばそれが故に簡単にプランを変更出来るというメリットも生まれています。唯一つディスク容量が違うメモリ1CPU/0.5GB/SSD30GBプランは他プランへ変更できないので、基本は避けた方が良いです
– ConoHaのWebの管理画面で色々出来て、UIは良さげに見えますが、動作反映が遅くていちいち待たされる
– サーバーの支払い期間の変更をする為だけにサーバーの停止が必要かつ反映完了するまで操作不能時間がまあまあ長い
– ローカル接続のためには、自分で設定をしないといけない事がある。その点デフォルトでローカルIPアドレスが用意されているVPSに比べて面倒。なお、v2までは「サーバ間のプライベート接続」と「マネージドデータベースとのプライベート接続」は両立出来ないので注意(v3からは共有型ではなく占有型になったので問題解消)。正確には、マネージドデータベースとのプライベート接続」に接続したサーバー間のプライベート接続はできますが
以下設定の為の参考記事

  1. DBサーバ
  2. プライベートネットワーク

GMOグループのサービスだから心配だという方向けに

GMOグループの中では、とりわけ近頃のお名前.comがマーケ優先で、その大量のメール、0円に見えても裏でサーバー3ヶ月強制契約とかで騙されたという人が続出するWeb UI、広告が多数差し込まれる使いづらい管理画面、本当の値段を隠すモデルで、悪名高くなっており、GMOグループのサービスは避けよう、という声も上がっていますが、多少その文化の影響を受けているところはあれども、ConoHaはGMOグループとしては信じられない位良いです。 ※少なくとも2023/12/05時点では
クラウド機能の高さ・便利さを、GMOに対する先入観で使わないのは勿体無いので、是非お試し下さい。
というか、日本発のVPSではこの機能のレベルに到達しているところはないので、使わないのは勿体ないです。

お名前.comはサービス維持調整費を隠して含まない価格を表示しながらも、毎月価格を変更している(基本上昇傾向)

ConoHaもサービス維持調整費を請求しているが、2023/12/05時点ではの所1回設定してからその率を変えていない(10%) & 調整費を含めた価格を提示してくれている

お名前.comは毎日宣伝メールを送ってくる

ConoHaは宣伝メールを送ってはこない

ConoHa VPSとレンタルサーバーのConoHa Wingの違いと使い分け

レンタルサーバーとVPSは通常大きな違いがありますが、ConoHaのレンタルサーバーにあたるConoHa Wing
・Publicクラウドの様な時間課金も提供
・VPSの様なCPU/メモリ容量確保のリザーブドプランも提供
という点があるので、通常のレンタルサーバーと違って、どっちが良いのか迷う所も出てくるかと思います。

その差異について、選ぶにあたって整理させて頂くと
– WordPress又はEC Cubeしか使わない非エンジニアの場合にはConoHa Wing [解説]
– WordPress又はEC Cube以外も使うエンジニアの場合にはConoHa VPS
と考えておけば、ひとまず良いかと思います。

ConoHa Wingは管理画面がかなり使い易く、当然非エンジニア向けですが、とりわけWordPress関連の機能が充実しています。
基本的にsshとかでログインしてコマンドラインでサーバー上で作業をするとかは想定せず、管理画面からの操作だけで何事も解決していった方が楽に過ごせるかと思います(そうした事が必要になるのだったら素直にVPSを使った方が良い)。

ConoHa VPSは、そっちもWordPressの簡単インストール機能といったものは提供されていますが、基本的には0から自分で綺麗にサーバーを構築したい・自分の希望するソフトをインストールしたいというニーズがあり、またその能力もある方に向いているでしょう。

ConoHaの料金・プラン一覧と契約における注意点

サーバーの料金(税/サービス維持費込)

契約期間により大幅に割引を受けられるので、それも考慮して適切な契約をしましょう。
時間課金に比べ、12ヶ月契約だと価格が半減します。
一時的に使うサーバーは時間課金のままで良いですが、継続的に使うと決めたサーバーは、長期契約をした方が絶対良いです。
なお、時間課金から、契約の期間を変えるだけでも、サーバーの一時停止を求められる事に注意しましょう。

ディスク容量が違うメモリ0.5GBプランだけ他プランへの変更が出来ない&ベンチマークの結果的にディスク速度も有意に下回っている事に注意。

Linux版

Windows版


メールサーバーの料金(税/サービス維持費込)

共有サーバー型で、サービス維持調整費込み(2023/12/02時点10%)だと、基本料金月額605円/10GB。
1ヶ月に満たない利用は、0.9円/時の時間単位の課金へ自動的に切り替わり一番安い料金になるように計算される。
また、ディスク容量は5GB単位で追加できて柔軟に拡張可能


データベースサービス(DBaaS)の料金(税/サービス維持費込)

v3

CPU数、メモリといったサーバースペックまで指定して利用

v2

共有サーバー型でSSDの容量だけ指定で、基本料金月額605円/10GB。
1ヶ月に満たない利用は、0.9円/時の時間単位の課金へ自動的に切り替わり一番安い料金になるように計算される。
また、ディスク容量は5GB単位で追加できて柔軟に拡張可能


追加SSDの料金(税/サービス維持費込)

SSDといってもネットワークを通じて繋がるネットワークドライブなので、ローカルのSSD比べディスクアクセス速度は遅くなります。
サーバー立ち上げ時に「追加ストレージ」と表示される分は、外部ディスクに当たるので要注意。

追加SSD月額料金時間割料金
200GB3,025円4.3円
500GB5,445円7.7円
1,000GB8,954円12.5円
5,000GB44,770円62.2円
10,000GB89,540円124.4円

オブジェクトストレージの料金(税/サービス維持費込)

転送料金無料・転送量無制限
100GBあたり月額544円
1ヶ月未満の利用は0.9円/時
APIユーザーを先に作らないと利用できない。
100GB、200GB、300GB、1TB、2TBの単位で選べる。


ロードバランサー(税/サービス維持費込)

複数のWebサーバーをロードバランサーの後ろに配置する事で、全体処理性能の向上と、耐障害性能を上げる事が出来ます。
1,210円/月
1ヶ月未満の利用なら時間計算で1.7円/時間

但し、2023/12現在、ロードバランサーにSSL証明書をLBに載せたり、更新したりする事はできないので、HTTPS=>HTTPSの形のロードバランスは出来ても、HTTPS=>HTTPという形のロードバランスはできません。


WAF(税/サービス維持費込)

Web Application Firewallを使う事で、Webサーバー等への攻撃へのセキュリティ対策をある程度任せることができます。
企業や官公庁にサービスを運用含めて提供したい場合には、お手軽で助かるサービスになります。


自動バックアップ(税/サービス維持費込)

自動バックアップは、何か壊してしまった場合/事故が起きた場合に備える上で役に立ちます。
イメージとして作られ、そのイメージから新たにサーバーを立ち上げるという形で、リカバリーが可能です。
自動バックアップは週に一回取得され、最大3世代まで管理とのことで、そうは言ってもバックアップの頻度が足りないという場合には、この仕組みとは別にバックアップをとっておきましょう。

月額料金1時間単位料金
100GB363円0.7円
300GB1,210円2円
600GB2,420円3.7円

GPUサーバー(税/サービス維持費込)

2023/12/02現在では、フォームで営業に問い合わせてから利用できるようになるという形式で、審査があると書かれている。
NVIDIAのCEOが日本に来たタイミングの2023/12/06にNVIDIA Partner Networkに参画を発表。
NVIDIAのGPUは世界中で大人気ですが、安定した供給を期待する事が出来ます。

NVIDIA H100: 1,398円/時、582,010円/月
NVIDIA L4: 169円/時、99,220円/月

GPUカードNVIDIA H100 Tensor コア GPUNVIDIA L4 Tensor コア GPU
基本仕様GPUカード搭載数1枚1枚
GPU搭載メモリ80GB24GB
vCPU22vCPU20vCPU
メモリ228GB128GB
OSUbuntu 22.04LTS
ブロックストレージ100GB
root権限
データセンター日本
アプリケーションテンプレートAutomatic1111 / InvokeAI / NVIDIA Container Toolkit
インターネット帯域1Gbps
プライベートネットワーク1Gbps
データ転送量無料
追加ブロックストレージ200GB / 500GB / 1TB / 5TB / 10TB
オブジェクトストレージ100GB毎
イメージ保存
自動バックアップ
演算性能ピーク単精度演算性能
[FP32]
51 TFLOPS30.3 TFLOPS
ピークTensor演算性能
[FP16Tensor性能]
1513 TFLOPS242 TFLOPS

ConoHaの各種割引

ConoHaには幾つかの割引を利用する方法があります。
利用できるのなら上手く活用しましょう。

初登録の人向け無料券

オンラインクーポン経由申し込みで、初登録なら最大1ヶ月無料相当の800円割引を受けられます。

長期契約割引「まとめトク」

時間課金のConoHaですが、長期契約して、一括支払いすると大幅な割引を受ける事が出来ます。
2023/11/15からはVPS切符というAWSのReserved Instanceの様な面倒な仕組みに代わり、単純に長期契約するだけで大幅な割引を受けれる仕組みに変わっています。
※但しv2の方にはVPS切符の仕組みがまだ残っている

例えば一番安いメモリ512MBのプランだと

1ヶ月=38%
3ヶ月=46%
6ヶ月=53%
12ヶ月=57%
24ヶ月=58%
36ヶ月=60%

の割引を受ける事が出来ます。
因みに、プランにより割引の率は異なり、36ヶ月契約で一番割引率が高くなるのは、メモリ8GBプランの72%となっています。

3年契約となると、ビジネスで言う1期を超えてしまうので少々リスキーですが、予算・契約に基づいて1年は使うという事が見越せる事は多いと思うので、その場合には12ヶ月契約を検討するのが良いでしょう。
値段的に半額になるということで、ConoHaを使うのなら使わない理由はないと言えるでしょう。

ConoHaカードで事前チャージ

ConoHaカードで事前チャージをすれば、学生または教職員は10%引きを受けられます。
具体的な対象は以下の通り
・日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生
・日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の教職員

ConoHaカードによる割引

10万円以上購入した人は5%割引を受けられます。


誕生日割引クーポン

誕生日にクーポンがメールで送られてきます(500円)。
因みに、毎年違った画像に変えていて、ここら辺の拘りは流石…、となっています。

2020年

2019年

2018年

株主優待

GMOの株主優待を使う事で半年で上限5000円、年間で上限1万円の割引を活用する事ができます。

サポート体制

https://support.conoha.jp/inquiry/
から選んで進むことができるが
・フォーム(=メール)

・電話
03-6702-0428
受付時間:10:00~18:00(土日祝を除く)

・チャット
受付時間10:00~18:00(平日のみ)

でのサポートを提供。
ChatBotによるFAQだけで終わりにして、問い合わせ対応しないというところも出てきている中、不具合が起きた時の対応としてはきちんとしており、ありがたい。
海外発インフラと違って、日本語対応&日本時間対応でもあるのは、一つの大きなメリット。

なお、連絡しようとした時、チャットは10:30時点で既に混み合ってっていて使えないという状態になっていた。
電話はそれでも一発で通じました。

ちょっと待たされても反応はしてくれるので、どうせ調査等が必要で、今すぐ必要でなければ、フォームでの問い合わせで詳細を記述して送って、後はおとなしく待っておいて、サポートの方の負担を下げてあげて下さい。

ConoHaの評判・口コミ

良い点としては
・時間課金で安い
・管理画面のUIが使い易くて良い
・クラウド機能が豊富
・学職員/生徒割引、誕生日割引クーポン、株主割引等、割引を活用出来る
・Windowsも使える
・クラウド機能豊富
・このはちゃんが可愛い。機能が同じならこのはちゃんで選ぶ

悪い点としては
・SSD100GBプランより上位プランでは、価格が増えても容量はもう増えない
・管理画面の動きが遅くて、いちいち待たされる
という点が挙げられる事が多いです。
ディスク容量が少ないことは、追加ディスクを利用したり、DBは共有DB使ったり、画像はObject Storageを使ったりで解決出来る事ではあり、また同一容量であるためプランの上下が簡単に出来るというメリットにもつながっていますが。

アカウントとしては統合されていますが、ConoHa VPSとは別途提供してる、レンタルサーバーのConoHa Wingもその機能・価格性能比で好評な為、レンタルサーバーのConoHa Wing側でスペックやインストールの自由度でニーズを満たせなくなった&技能レベルが上がった人にとっての、比較的手軽な移転先にもなっている。

ConoHaの機能一覧表

ConoHaで選べるOS

AlmaLinux
Arch Linux
CentOS Stream
MIRACLE LINUX
Oracle Linux
Windows
Rocky Linux
Ubuntu
が選べます。

どのOSにしたら良いのか判断できない方は「クラウド環境にはどのOSが最適?LinuxのOS(ディストリビューション)の選び方」をご参照下さい。

ConoHa VPSの簡単インストール対応ソフトウェア

ConoHaの簡単インストール機能利用時のOSはソフト毎にCentOSとUbuntu系が混在してる形になっている。
データーベースは別途共有のマネージドの形でMariaDBでも提供している。
ソフトOS説明
7 Days to Dieubuntu7 Days to Dieマルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
Assetto CorsaubuntuAssetto Corsaマルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
baserCMScentosコーポレートサイトにちょうどいい国産のオープンソースCMS
CactiNagioscentosCactiとNagiosはサーバーやネットワークの監視で広く利用されているソフトウェア
concrete5centosマウスのドラッグアンドドロップのような簡単で直感的な操作でウェブサイトを作成・運用できるCMS
CSGOubuntuメモリ1GB以上のプランで利用可能。Counter-Strike: Global Offensive(CS:GO)マルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
DjangocentosPythonで構築された、Webアプリケーションフレームワーク
Dockerubuntu非常に軽量なコンテナ型のアプリケーション実行環境
DokkuUbuntuDokkuはDockerをベースにした、HerokuのようなPaaSを構築できるオープンソースソフトウェア
Drupalcentos世界中で幅広く利用されているCMS
FactorioubuntuFactorioマルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
GitLabcentos「GitHub」のようなGitリポジトリマネージャーを独自のサーバで構築できるソフトウェア
ISUCON7(予選)Ubuntuパフォーマンスチューニングコンテスト「ISUCON7」の予選で使われた過去問
ISUCON8Ubuntuパフォーマンスチューニングコンテスト「ISUCON8」の予選で使われた過去問
JenkinscentosJavaで書かれたオープンソース継続的インテグレーションツール
Jitsi Meet情報無し追加のプラグインやクライアントを使用せずウェブブラウザからビデオ会議を開催できるアプリケーション
Joomlacentos世界中で幅広く利用されているオープンソースCMS
LAMP(PHP)centosWebサイト制作でよく使われるLinux+Apache+MariaDB+PHP構成
LaravelcentosPHPで構築された、MVCのWebアプリケーションフレームワーク
LEMP(PHP)centosNginxにLua処理系の統合等の拡張を施したOpenRestyを使用するLinux+Nginx(OpenResty)+MariaDB+PHP構成
MastodonubuntuTwitterのような投稿ができる分散型ソーシャルネットワークを実現するオープンソースソフトウエア
Matomocentosオープンソースの使えるアクセス解析ソフトウェア
Mattermostcentos「Slack」のようなチャットツールを独自のサーバで構築できるソフトウェア
MediaWikicentosWikipediaで使われているウィキエンジン
Minecraft(統合版)
Minecraft(Java版)
centosメモリ1GB以上のプランで利用可能。
Minecraft(マインクラフト)マルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ。
Java版(=PC版又は本家版とも言われる)

統合版(スマートフォンアプリ、タブレットアプリでもプレイできる)
を別々に提供してる。
ConoHaは結構力を入れており、無料でこのはちゃんのスキンも提供している。

推奨スペック: プレイヤー数4人以下 メモリ2GBプラン、プレイヤー数5~10人 メモリ4GBプラン、プレイヤー数11人以上=メモリ8GBプラン
MIRACLEZBXcentosZabbixをベースとした統合システム監視ソリューション
MongoDBcentosオープンソースのドキュメント指向データベース
Node.jscentosNode.jsはサーバーサイドで実行可能なJavaScript
ownCloudcentosDropboxのようなオンラインストレージやGoogleカレンダーのようなスケジュール同期を提供するオープンソースソフトウェア
Rediscentosオープンソースの高速なインメモリ型Key>Valueストア
Redminecentosプロジェクト管理ができるオープンソースソフトウェア
Ruby on RailscentosRubyで構築された、Webアプリケーション開発のためのフレームワーク
テラリアcentosテラリアマルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
WebmincentosWebminはWebブラウザ上からApacheやMySQL、ネットワークの設定等のサーバー操作を行えるアプリケーション
WordPress(KUSANAGI)centosWordPressを高速に動作させるソフトKUSANAGIのイメージ
KUSANAGIを簡単にセットアップする為のConoHa KUSANAGI Mangerが無料利用可能。
「かんたんKUSANAGI」だとインスタンスはメモリ1GB以上でないと立ち上げられない。
ただの「WordPress(KUSANAGI)」なら512MBでも立ち上げれるが。
尚、プラン上低スペックで作れるといっても、KUSANAGI公式による推奨メモリは4GB以上となっているので注意。
ライセンス等別途追加のお金が必要になるが、KUSANAGI WEXALも追加する事で更なる高速化をはかれる
Zabbixcentos様々なネットワーク、サーバー、アプリケーションの統合監視ができるオープンソースソフトウェア

ConoHaベンチマーク結果

SSDの容量がプランアップに従って伸びるのが100GB迄というのもありますが、1円あたりの合計CPUパフォーマンスで見ても1番良い結果となっている「2コア/メモリ1GB / SSD100GB」プランがコスパとしては最強です。
出来る事なら、1つのサーバーに機能をまとめるより、この単位で機能分割して、複数のサーバーでシステム構築していくのが、コスパ的には良いという事になるでしょう。
また長期契約一括支払いの割引が50%以上になるので、基本的には長期割引前提で見ると良いかと思います(1円あたりのコスパは2倍になる)。
1CPU/0.5GBメモリ/SSD30GBプランを選んだら、プランを変更する事が出来ない点には注意。


設定方法

アカウントの登録

まずはアカウントの登録から。

公式サイトにアクセスし、「お申し込みボタン」を押して、そこから必要情報を入力して、アカウントをまず登録する。

初めて契約する人は、800円割引を受けられるクーポン経由で登録して、割引を受けて登録するのも良いかと思います。

利用する自分の情報を入力していきます。

次の画面で、電話番号が必要となるSMS認証を行います。

そして、支払い情報を入力します。
因みにデビットカード系だと登録できませんでした。

アカウントを作った後のサーバーの追加方法

+サーバ追加

をクリックし、
・サービスタイプを選び(通常はVPS)
・サーバーのスペックを選び(個人的には一番コスパが良い「メモリ1GB/CPU2コア/SSD 100GB」を選ぶ事が多いです)
・OSを選び(自分はいつもRockyLinuxの最新版を選びます)
・rootユーザーのパスワードを設定し
・サーバーの名前付けをし
をします。

オプションで設定できる項目の内では、SSH Keyは設定しておいた方が良いでしょう。

自分のPC上に既に~/.ssh/id_rsa.pubがあるのならそれを指定、そうでなければ
コマンドラインで自分で作るか(その方法を理解している方向け)、
そうでなければ画面上の
SSH Key「キーを作成」
をクリックして、作られたキーをダウンロードして、絶対に無くならないように保存しておく(自分だけがアクセスできるクラウドドライブに置くのがお勧め / Google Driveとか)。

全て選択し終えたら、「追加」のボタンを押して、サーバインスタンスの作成を完成させます。


プライベートネットワークへの追加

これは、少々高度な設定で、複数台のサーバーを連携させながら動かすのでなければ必要ないですが、Conohaのサーバーはローカルネットワークでインターネットを通さず、素早く・安全に複数のサーバー間で通信をさせる事が可能です。
なお、プライベートネットワークへのサーバー追加は、サーバーを停止している状態でないとできないことに注意。

詳しくは、Conohaのサーバーをプライベートネットワークに追加する方法をご参照下さい。


SSHログインする為のIPアドレスをコピー

サーバリストのサーバー名をクリック

サーバ情報の一覧からIPアドレスをコピーする



サーバーを立ち上げてからの設定

ConoHaの場合、以下の特別なサービスがあるので、その設定記事は別途作成してあるので、ご参照下さい。

  1. メールサーバ
  2. DBサーバ
  3. プライベートネットワーク

サーバーを立ち上げてからの設定はどのVPSでも大体共通なので以下の記事をご参照下さい。

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