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DigitalOceanの料金/評判/特徴/性能ベンチマーク

DigitalOceanの最近のお知らせ/ニュース

2021/9/24 DigitalOceanが日本の顧客にも消費税課金を10/1から開始で消費税+10%分を一覧に反映。現在消費税無しはLinode[解説]とUpcloud[解説]のみ
2021/9/12 DigitalOceanがサーバレス提供企業Nimbella買収。将来サーバーレス機能提供が確実に
2021/6/29 DigitalOceanでManagedDB(DBaaS)としてMongoDBが利用可能に
2021/4/28 DigitalOceanの日本と最短距離のシンガポールDCでもPremium AMDプランが利用可能になりました
2021/2/24 DigitalOceanがBasic PlanにPremium CPU(AMD,Intel)追加したので全スペックでベンチマーク取得

はじめに

このページではDigitalOceanの特徴・機能・料金の解説を行っています。
DigitalOceanの設定方法については「DigitalOceanの登録・設定方法解説」の方をご参照下さい。

公式情報

  1. 公式サイト
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  3. 公式ブログ
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DigitalOceanの特徴

使い所一言まとめ

海外のデータセンターのみでも問題なく(シンガポールDCのみ)、クラウド機能の豊富さ・コンパネの使いやすさ優先なら、海外最大手VPSのDigitalOcean

特徴全般

①揮発性(サーバーを時間単位課金で作ってすぐ捨てる事が出来る)
②冗長性(一台サーバーが落ちてもサービスの継続が可能=ロードバランサー、ローカル接続等が必要になる)
③拡張性(データを維持したままのスペックアップが可能)
という、クラウド3条件を満たしており、VPSという枠を超えたクラウド性を持つ先進的クラウド型VPSの1つ。

歴史もあり、海外のVPSとしては第一に名前があがるVPS。

最大の特徴は、Managed Database、K8s、コンテナ系技術等クラウド系の機能がVPSの中では一番進んでいる事です。
App Platform、Managed DB、Managed Managed型のKubernetes(k8s)、Container Registryといった、コンテナベースのサービスも多く提供しています。
また、無料SSL証明書であるLet’s Encryptのロードバランサーへの搭載&自動更新にも対応しているのは、大きなアドバンテージです。

AWSは価格が高くて使いたくないけど、クラウド系の機能を出来るだけ安価に享受したいという方に選ばれるVPSです。

ログイン時に2重認証がデフォルトだったり、セキュリティ意識も高い。

但し、今の所、海外にしかデータセンターがないので、日本向けのサービスとしては悩ましい選択になるかとは思いますが。
後で実測値を紹介しますが、シンガポールDCが一番日本への伝送速度という観点では速いです。

インターフェースは英語なので、そこは苦手だと辛い部分もあるかとは思います。
とはいえ、他VPSを使ったことがあれば、そんな困難はないかと思います。

利用可能なメモリ量・CPUは上限が他に比べて高いので、そこまで高スペックなサーバーが必要な場合には、検討ニーズが出てくるかと思います。
他の大半のVPSと異なりメモリはどれだけ増やしても1GBあたりの単価は変わらないので安心です。

通常のプランはおばけスペックを選んでもそこまで総合CPUは伸びませんが(寧ろSSD容量のでかさに特徴がある)、高性能CPUプランだとCPU数をそれなりに反映して総合数値が伸びます(現在VPSで最高の総合Unixbenchスコアを出せる / 数値9000越え)。

SSDではNVMe対応のものがありますが(Basic Premium/Storage)、NVMeのSSDは確かにアクセス速度が速い&同時アクセスが増えても速度が安定しているので、ディスク速度が重要なデータベース部分等にお勧めです。

2020年には110億円を調達し、3年間のロードマップを発表して、App Platformというサーバーレスもありな開発から運用まで支援する流れのプラットフォーム構想を発表し、将来的にはAWS等Publicクラウドと領域がほぼ変わらない領域にまで進出しそうな事が伺えます。
そして、実際にApp Platformをリリースして、その方向性を進めて行っています。

App Platformの特徴

志向している事としては、エンジニアはソースコードの方だけ気にしてくれれば良い、インフラの設定・運用はDigitalOceanに任せてくれれば良いという、インフラエンジニアによる設定・運用の手間部分の削減とインフラ運用の自動化を志向したPaaS(Plastform as a Service)型クラウドサービス。
同じくインフラ運用自動化サービスとして、Managed Kubernetesを使えばより細かい制御が可能になりますが、そんなの複雑すぎる(インフラにそんな手間をかける事なんて出来ない)、という方にとって、はまるサービスになるかと思います。

Githubのレポジトリを選んで、ボタンをポチポチ押すだけでサイトが公開出来るデモ動画は以下のような感じ。

特徴をいくつかあげると

  1. GithubのMasterブランチにソースコードをpushする事をトリガーに、サイトをダウンさせる事なく、サイトに反映される=Deployを任せられる
  2. サーバーのスペックアップ又は台数を増やす事によるスケールアップのどちらも簡単に管理画面から出来、その間にシステムが止まる事はない(Load Balancerが組み込まれており、負荷分散等はよしなにやってくれる)
  3. 静的ファイルによるサイトは3サイト迄無料
  4. DB部分はManaged DBに任せる事で組み合わせる

という特徴がある。

プランは、Starter(無料)・Basic・Professionalがあり、以下の様な違いになっている。
Starterでは静的サイト限定、Basic以上だとPHP等を使った動的サイトも動かせる様になり、Professionalだと占有CPUも使えたり(値段上がりますが)といった差がある。

始まったばかりということもあり、一部のデーターセンターだけしか今はまだ使えないので、注意。
ローンチ直後現在は、アムステルダム(オランダ)、ニューヨーク(米国)、フランクフルト(ドイツ)でのみ使えます。

Managed DBの特徴

・設定/管理不要
・日々無料Backup&その時点へRecovery可
・障害時予備サーバによる自動Recovery
・Scale up可能
・PosgreSQL、MongoDB、MySQL、Redisから選べる

Managed Kubernetes(k8s)の特徴

Managed Kubernetes自体は追加の料金は課金しないが、使われているサーバーの代金はかかる。
構成上、3台以上で作る必要があるので、サーバー単体の料金が$10なら$10×3=$30が最低でもかかる料金になる。

VPC(Virtual Private Cloud)の提供

自分の管理するサーバー群で閉じたネットワークを作れる。
セキュリティの管理がし易くなる。
VPC超えしても同じDC内なら通信は無料。

コンテナへの対応

コンテナ対応が進んでおり、コンテナでサーバーを立てられるのは勿論(OSはCoreOS、RancherOS)、Managed型のKubernetes(k8s)、コンテナレジストリサービスを利用する事も出来ます。
大規模なサービスの構築を考える時に、クラウドサービス利用レベルが上級者向けの機能になっていきますが、こうしたサービスの豊富さは助かるかと思います。

DigitalOceanのクラウド機能一覧

DDoS防御、High Availabilityは、サーバーインスタンス単体では提供されていないが、App Platformを使うのなら得られる。

DigitalOceanの料金とプラン一覧

日本を住所にしてる場合、これに加え消費税分が課金されます。

サーバーインスタンス

Basic Plan: Regular

Basic Plan: Intel

Basic Plan: AMD

General Plan (CPU占有)

CPU Optimized (CPU占有)

Memory Optimized (CPU占有)

Storage Optimized (CPU占有)

高速なNVMeのSSD

App Platform

Starter(静的ファイルによるサイトのみ)は3サイト迄無料(超えたら1サイト$3/月)、BasicとProfessionalはサーバーの1台の料金が以下の様にスペックによって変わる。

データベースサービス(DBaaS)のプランと料金

システムとしての冗長性を確保するには、Standbyが1台以上は必要になります。

固定IPアドレス

サーバーインスタンスと結びつけてなければ$4/月かかるが、結びつけておけば無料で済む。

ロードバランサー

トラフィックの量に応じて3タイプある。
Load Balancerへの無料SSL証明書乗せとSSL証明書の自動更新が利用出来るのは大きい。

タイプ 月額 1秒あたりの最大HTTPSリクエスト数
Small $10 8300
Medium $30 23900
Large $60 41900

DigitalOceanの各データセンターのネットワーク越し応答時間

DC Vultrの東京DCからのPingでかかった時間
Amsterdam 0.264秒
Bangalore 0.115秒
Frankfurt 0.255秒
London 0.211秒
New York 0.160秒
San Francisco 0.110秒
Singapore 0.071秒
Toronto 0.209秒

DigitalOceanは日本にデータセンターが無いので、日本から各データセンターまでのネットワーク越し応答にどれ位時間がかかるのかが、データーセンター選びでは把握しておく必要があります。
その上で、日本からのユーザーのアクセスを主に考える場合には、Ping(ネットワーク経由応答時間)が最短のシンガポールDCに置くのが良いという結果になっています。
逆に、場所が関係なく、機能で選ぶのなら、新機能はNew Yorkで最初に提供される可能性が高いので、New York DCを選ぶと良いでしょう。

DigitalOceanの簡単インストール対応ソフトウェア

DigitalOceanの簡単インストール機能利用時のOSはUbuntuになる。対応ソフトが凄く多い。
データベースは別途マネージドの形でMySQL、PostgreSQL、Redisも提供している。
1Password SCIM bridge
Acra
Akaunting
Alf.io
Ant Media Server Community Edition
Ant Media Server Enterprise Edition
apnscp
Argo CD
AzuraCast
bcoin
Bitwarden
Botpress
Buddy
Bugfender
Caddy
CapRover
Chamilo
CloudBees Jenkins Distribution
Cloudron
code-server
Countly Analytics
cPanel & WHM®
CyberPanel
CyberScore
Deadletter - Facial Identification Tool
Directus
Discourse
Django
Docker
Dokku
Dokos
ERPNext
FastNetMon
FASTPANEL
Fathom Analytics
Flashphoner Web Call Server
Flexify.IO
Ghost
Gitea
Grafana
Grafana Loki
GrandNode
Hasura GraphQL
Helpy
HoneyDB Agent
InfluxDB TICK Stack
Invoice Ninja
IOTA Hornet Node
Izenda
Jaeger
Jelastic PaaS
kube-state-metrics
KubeMQ
Kubernetes Metrics Server
Kubernetes Monitoring Stack
LAMP
LEMP
Linkerd
LogDNA
Mastodon
Mattermost
Mattermost Operator
Meltano
MemCachier
Memgraph
Metabase
Microweber
MongoDB
Moon
MySQL
Nakama
Netdata
NetFoundry Cloud Gateway
NGINX Ingress Controller
Nimbella Lite
Ninjam
NKN Full Node
Node.js Quickstart
NodeGame
NodeJS
Okteto
Onion Routed Cloud
Onjection Jenkins
ONLYOFFICE
Open Source Social Network
Open Unlight
OpenCart
OpenEBS
OpenFaaS
OpenFaaS Kubernetes
OpenLiteSpeed Django
OpenLiteSpeed NodeJS
OpenLiteSpeed WordPress
OpenVPN + Pihole
OpenVPN Access Server
PacVim
Passbolt CE
PDFShift
PhpMyAdmin
Plesk
Plesk (CentOS)
Prometheus
Prometheus Kubernetes
QCObjects
Red Sky Ops
Redash
Restyaboard
Restyaboard (CentOS)
RethinkDB
RethinkDB (Fantasia)
Rocket.Chat
RStudio
RStudio + H2O
RStudio + PkgDev
Ruby on Rails
Scout
Selenoid
Shopware
Skaffolder Enterprise
Snapt Aria
Snapt Nova
SolidInvoice
Spotipo
StorageOS
Strapi
ThingsBoard Community Edition
ThingsBoard Professional Edition
titra
Varbase
VitalPBX
vitalpointz IoT Core Lite
WeconexPBX
Wiki.js
WordPress
WordPress Kubernetes
Workarea
WorkflowServer
X-Cart
Zabbix
Zeromon Zabbix
ZoomAdmin
Zulip

CPUに当たり外れはあるか?

CPUに当たり外れがあり、かつ当たりか外れかはCPU情報を見れば確認出来るので、外れを引いたら、サーバーを廃棄して、再度生成して下さい。
スマホゲームで新アカウント作った時に、ガチャで良いキャラ出る迄、アカウントを作成・削除を繰り返すリマセラ(=リセットマラソン)と同じ原理と言えば分かり易いかと思います(=VPSリマセラ)。

新しいCPUが出てきた場合には、スナップショットをとって、新しくインスタンス生成をしてみるのも良いでしょう。
Linodeの各プラン毎のCPU情報は
各VPSのCPU情報(当たり外れ判定)
をご参照下さい。

尚廉価なBasicプランの中でRegularは今の所どのCPUが出るかのランダム率さが大きいですが、Premium Intel/AMDを選べば、ある程度安定&高性能になります。

DigitalOceanの口コミ・評判

クラウド機能がVPSの中でも充実しているというのもありますが、AWSとかPublicクラウド高過ぎという方達にとっての、価格的解決策として選ばれる事が多いです。
ただ、残念ながら、日本国内ではサービスを提供していないので、日本での利用は程々ですが、海外では最大手のVPSとなっています。

DigitalOceanベンチマーク(Unixbench)結果


DigitalOceanの設定方法

DigitalOceanの設定方法については別記事を用意させて頂いていますので、そちらをご参照下さい。

VPSニュース
2021/9/26 Vultr[解説]以下タイプをベンチマークに追加。1CPU/0.5GB RAMのIP4付き版、Baremetal 8vCPU,48vCPU(48vCPUは全CPUスコアは全VPSで最高)
2021/9/25 Vultr[解説]が10/1からsnapshotに課金開始。$0.05/GB。スウェーデンDCの開設を解説に追記
2021/9/24 DigitalOcean[解説]が日本の顧客にも消費税課金を10/1から開始で消費税+10%分を一覧に反映。現在消費税無しはLinode[解説]とUpcloud[解説]のみ [更に読む]