オブジェクトストレージとは&向いてる用途
Object Storageは、比較的安価で、ファイルはHTTPリクエスト経由で丸ごと読み書きするので、全て読み書きする必要がある画像・動画やログ置き場には向いてるストレージになります。
逆にファイルの一部だけ読む処理が多発するファイルには向いていません。
AWS s3がそのはしりとして有名ですが、今ではクラウド各社が対応・提供しており、使う場合にも、どこの会社のものが良いかを検討して使うことになります。
利用してるサーバーのホスティング会社提供のを使うか、他社提供のを使うかの判断基準
Webサーバーの画像置き場として使うとかの用途だけの場合には、自分が使ってるサーバーのサービス提供元と同じものを使わずに、オブジェクトストレージの機能だけ独立して適切なものを使っても問題が無い事が多いです。
その場合、下にある主要なObject Storageサービスの比較一覧表が、選ぶ上で役立つと思います。
逆にサーバーと同じホスティング会社が提供するObject Storageを使うとしたら、そのメリットは同じデータセンターにある事による、サーバー側からの読み書き速度の速さや、ネットワーク通信量課金を無くせる事が理由になるかと思います。
ログをサーバー側で解析をするとかの場合には、ファイルをサーバーが読み込む必要があるので、同じDCに置くメリットが大きくなります。
各社のオブジェクトストレージの比較一覧表
1GBあたりの容量費用が安い順になっています。容量最安、転送量無料等、貴方の希望を満たすObject Storage探しにご活用下さい。費用単位は円です。
Azure、ConoHaとBackblazeはs3互換ではありませんがs3proxyを使う事で互換性を追加する事が出来ます。
s3互換性を得ると、s3cmd等s3専用のツールが使えるようになります。
また、s3互換性を持ったオブジェクトストレージは、goofysを使う事で、普通のネットワークストレージのように見える形でマウントする事が出来ます。
順位 | 1GB 当り 月額 | 1円当り 容量 (MB) | 提供元:説明 | 書込費 1万回 | 読込費 1万回 | 外部転送量 無料枠 超費(GB) | 外部 転送量 無料枠 |
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順位 | 1GB 当り 月額 | 1円当り 容量 (MB) | 提供元:説明 | 書込費 1万回 | 読込費 1万回 | 外部転送量 無料枠 超費(GB) | 外部 転送量 無料枠 |
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