VPS

VPSの外部ディスク比較(ブロックストレージ/ファイルストレージ)

外部ディスクとは何か

外部ディスクとは、サーバーの外部にあるディスクで、そこにサーバーからアクセスする事で、ディスク容量を増やす事が出来ます。
それがBlock Storageなのか、File Storageなのかという違いはありますが、マウントする事で、ローカルのファイルと同じような操作感で触る事が出来ます。
追加ディスクとして、サーバーにアタッチ(追加)する形で利用するものになります。

OS自体外部ディスクに置いてある場合もあり、その場合には、本体のディスク速度と外部ディスクの速度もほぼ変わらないという事になります。
ネットワークを通じて接続するので、通常ならばローカル接続のSSDよりかは遅くなるけれども、相当な速さが得られるディスクになっている事が多いです。

なお、オブジェクトストレージは、同じく外部のディスクとは言えますが、アクセス方法やファイルの読み書きの仕方が違う為使い勝手がかなり違うので、ローカルディスクが足りなくなって、同じ用途で拡張したいという場合には、Block StorageかFile Storageの方が利用候補になります。

ブロックストレージとファイルストレージの違いは何か

サーバーにマウントしてからは使い勝手的には差が見えせんが、仕組み的に一般的に以下のような差があります。

ブロックストレージの特徴

<強み>
ブロック単位でのアクセスによりデータへの高速なアクセスが可能。
高速な為データベース等トランザクションが必要な部分に向いている。

<弱み>
他ファイル形式に比べ少々高価気味。
基本的に1台のサーバからのみマウント出来る。


ファイルストレージの特徴

<強み>
属性情報とディレクトリ構造の組み合わせでファイルのアクセスや検索が高速。
複数のサーバーからマウント出来る

<弱み>
ブロックストレージに比べるとアクセス速度は「普通」に位置する

VPS各社の外部ストレージの比較

外部ディスクを提供している各VPS会社の外部ディスクのプラン一覧です。
容量費の単位は円、容量の単位はGB。
VPSの外部ストレージは、Publicクラウドと異なり、IOPS(1秒当たりにディスクが処理できるI/Oアクセス)ベースの別課金は存在せず、シンプルな課金形態になっています。
NVMe(Non-Volatile Memory Express/非揮発性高速メモリアクセス)は、より高速なアクセスを特に同時アクセス数を増やした時に可能にします。

データロード中です。暫くお待ち下さい。
順位 1GB当り
月額
1円当り
容量(MB)
書込速度
MB/秒
提供元:説明 ストレージ
種別
最低
容量
最高
容量
順位 1GB当り
月額
1円当り
容量(MB)
書込速度
MB/秒
提供元:説明 ストレージ
種別
最低
容量
最高
容量



VPSニュース
2022/10/24 AWS Lightsail[解説]のベンチマークをGeekbenchで取り直しました
2022/8/26 UpCloud[解説]が近い将来Kubernetesサービスの提供開始を発表。このサイトで公開の海外発VPSはk8s対応がこれで標準に
2022/8/16 UpCloud[解説]のベンチマークを全て取得し直して更新しました[更に読む]