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外部ディスク比較(ブロックストレージ/ファイルストレージ)

最終更新日: 2024/07/16

外部ディスク(ブロックストレージ/ファイルストレージ)とは何か

外部ディスクとは、サーバーの外部にあるディスクで、そこにサーバーからアクセスする事で、ディスク容量を増やす事が出来ます。
それがBlock Storageなのか、File Storageなのかという違いはありますが、マウントする事で、ローカルのファイルと同じような操作感で触る事が出来ます。
追加ディスクとして、サーバーにアタッチ(追加)する形で利用するものになります。

OS自体外部ディスクに置いてある場合もあり、その場合には、本体のディスク速度と外部ディスクの速度もほぼ変わらないという事になります。
ネットワークを通じて接続するので、通常ならばローカル接続のSSDよりかは遅くなるけれども、相当な速さが得られるディスクになっている事が多いです。

なお、オブジェクトストレージは、同じく外部のディスクとは言えますが、アクセス方法やファイルの読み書きの仕方が違う為使い勝手がかなり違うので、ローカルディスクが足りなくなって、同じ用途で拡張したいという場合には、Block StorageかFile Storageの方が利用候補になります。

ブロックストレージとファイルストレージの違い・比較

ブロックストレージ vs ファイルストレージ ブロックストレージ データを固定サイズの ブロックに分割して保存 ファイルストレージ ファイル単位で保存 ✓ 高性能・低レイテンシ ✓ OSレベルでの直接アクセス ✓ 柔軟なボリュームサイズ変更 ✗ ファイル管理機能なし ✗ 複数サーバーからの同時アクセス困難 ✓ 使いやすいファイルシステム ✓ 複数サーバーからの同時アクセス可能 ✓ ファイル単位のアクセス制御 ✗ ブロックストレージより低性能 ✗ 大規模環境でスケーリングが難しい

類似点

  • データを永続的に保存するためのストレージソリューション
  • ネットワーク経由でアクセス可能
  • 容量の拡張が可能

相違点

ブロックストレージ

  • データを固定サイズのブロックとして扱う
  • オペレーティングシステムが直接管理
  • ファイルシステムレベルでの操作が可能

ファイルストレージ

  • データをファイルとディレクトリの階層構造で管理
  • ファイルシステムを介してアクセス
  • ファイルレベルでの操作


メリットとデメリット

ブロックストレージ

メリット
  • 高性能(低レイテンシ)
  • 柔軟性が高い
  • データベースやトランザクション処理に適している
デメリット
  • コストが比較的高い
  • ファイル共有には適していない
  • 管理が複雑になる可能性がある

ファイルストレージ

メリット
  • 使いやすく、管理が容易
  • ファイル共有に適している
  • 大容量データの保存に適している
デメリット
  • パフォーマンスがブロックストレージに劣る場合がある
  • ランダムアクセスの効率が低い
  • 大量の小さなファイルの処理に時間がかかる

VPS各社の外部ストレージの比較

VPSの外部ストレージは、Publicクラウドと異なり、IOPS(1秒当たりにディスクが処理できるI/Oアクセス)ベースの別課金は存在せず、シンプルな課金形態になっています。
NVMe(Non-Volatile Memory Express/非揮発性高速メモリアクセス)は、より高速なアクセスを特に同時アクセス数を増やした時に可能にしますが、ただ容量が欲しいだけの場合には、Vultr[解説]が提供している最安のHDDプランは、インフラコスト下げに大きく貢献するでしょう。


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