VPSとは
VPSとは何か/その特徴
VPS = Virtual Private Serverの略、つまり仮想専用サーバです。
同じ筐体を他の方とは使う事になりますが、使う側にとっては自分専用のサーバーを使っているように見え、CPU、メモリー、HDD等を割当られた分使う事が出来ます。
主な特徴としては、
・筐体丸ごと1人で使う専用サーバよりかはかなり安い値段で使え、専用サーバーのように高額な初期費用はかからない。AWS等所謂クラウドサービスに比べても通常3-10倍は安い
・しかし専用サーバと同じようにOSレベルから独占して操作できる
・すぐ使う事が出来、契約によってはすぐ契約を止める事も出来る(日数契約が出来る)
・HWについては専用サーバーと違ってホスティング側が作動を担保し続けてくれる
といった事が挙げれます。
また、環境は分離していますが、環境に対して責任をサービス提供社の方が負っている為、HW障害等があってもサービス提供社側で問題を解決してくれるといった、共有サーバー的なメリットと、独立した環境といった専用サーバーのメリット両面を受けれる面も有ります。
ハードウェアの提供にサービス提供社が責任を持ってくれる端的な例としては、例えばSSDには書込み回数に上限があり、専用サーバーですとその上限に達する事を自分で監視&必要になったら買い直しをしないといけませんが、VPSの場合にはSSDの寿命の監視も、その交換もサービス提供社の方が追加料金無しでしてくれるといった事があります。
ここら辺は専用サーバーに比べてもVPSの方がサービスとして優れている面にあたるでしょう。
なお、使用可能なCPUのコア数やメモリー量等リソースはそれぞれ割当てられているとはいえ、専用サーバに比べてとりわけスペックとして表示されていない、CPUの性能、Disk IOの部分や、回線部分といった部分については、実際に使ってみないと分からない実スペック面や、他ユーザーと物理サーバを共有するが故の不測の不安を抱える事にはなります。
ここでは、各VPSと実際に契約してみて性能をベンチマークして、その情報を共有させて頂いています。
VPS選びの参考情報としてご活用下さい。