各VPSの特徴

ConoHa VPSの料金/評判/特徴/性能ベンチマーク

更新日

公式情報


ConoHaの特徴

特徴まとめ

GMOが、お名前、GMO VPSに続いて出してきたVPSブランド。
運用に高度さが求められるDBとメールサーバーの運用を運営側にお任せできるメリットが大きい、時間型課金のクラウド型VPS。
最後発あたりにあたるVPSですが、いつのまにか随分機能の拡張をして、日本発のVPSとしては一番クラウドとの境目に近しいVPSになった。

①揮発性(サーバーを時間単位課金で作ってすぐ捨てる事が出来る)
②冗長性(一台サーバーが落ちてもサービスの継続が可能=ロードバランサー、ローカル接続等が必要になる)
③拡張性(データを維持したままのスペックアップが可能)
という、クラウド3条件を満たしており、VPSという枠を超えたクラウド性を持つ先進的クラウド型VPSの1つ。

機能一覧表を見ると分かる通り、機能の充実度は素晴らしい。

また、Gitlab、Jenkins、LAMP、Redmine、Wordpress環境等々、事前に用意された状態でサーバーを立ち上げられるのも特徴でその対応幅も大きい。

全部SSDプランではありますが、100GB迄到達したら、プランを上げてもそれに比例して容量が増えないことには注意。
また、ディスク容量の拡張は、外部のネットワークドライブに接続するという形で行われているので、容量は大量に後からでも追加できますが、ネットワークドライブなので速度は遅い(読みで12Mb/sec位)。
増やすには、fdisk -l、fdisk…、vi /etc/fstab、mount ….といったコマンドを自分で打つ必要があります。

但し、DB(mariadb)を別サービスとして使えるので(10GB 500円/月、以降5GB追加毎に300円/月)、そちらをメインに用途は考えれば良いでしょう(なので基本はWebサーバーとDBを分離した構成向き)。
DBを自分で面倒を見る必要が無いのは大きなメリット。
共有環境が故の性能未保証は気にすべきポイントだが、DBという重要なサービスの運用を任せられるのは大きいです。

また、これまた運用が面倒な、メールサーバ(10GB 500円/月)も別サービスとして提供しているのもありがたい。

上級者向けの機能として、s3のようなオブジェクトストレージが提供されているので、画像や暫く使わないログ等大きなファイルの置き場としてはそちらを活用する事も出来ます。

VPSとPublicクラウドの境目は最早あやふやになってしまいましたが、日本発のVPSの中では一番Publicクラウドに近いサービスを提供しつつ、それでもPublicクラウドのように難しくなり過ぎないように、簡単・安価なサービスを提供している所に特徴があります。


特筆特徴1: このはちゃんによる遊び心

このはちゃんというキャラが広報活動をしたり、管理画面のテーマをのっとったりする。

なお、仕事中に後ろから覗き込んだ人に遊んでいるのでないかと誤解されないように、通常モードに戻す事はできるのでご安心を。

このはちゃんの為にConoHaを選んだとTwitterで呟く人も多々いるが、Twitter上に生息するこのはちゃんの歓心を得ようとしているだけなのか、心からの本心なのかは不明である。

何れにせよ、会社に稟議をあげる時には、このはちゃんを応援する為…と素直に言うのはお勧めしない。
「他に比べ機能が豊富で、それでいて安くて、時間課金でリスクも少ない」
と言うのが妥当な稟議上げ理由になるだろう。


特筆特徴2: 運用お任せできるマネージド・データベース

MariaDBが提供されています。
設定・管理等を任せられるので、運用の手間が減ります。

一日一回、自動でバックアップを取得し、最大3世代分まで保持。

月額500円とManaged DBとしては考えられない安さではありますが、スペックが明示されていないので、このデータベースは共有サーバー的なサービスとして理解すると良いでしょう。

ディスク容量は最初の10GBで500円、そこから5GB毎に追加で300円。
自動バックアップの機能は300円/月。


特筆特徴3: 運用お任せできるマネージド・メールサーバー

サービスを提供する時は、信頼度を上げる為、gmailではなく独自ドメインのメールを使いたくなるかと思いますが、ConoHaはマネージドのメールサービスを提供しているので、自分でメールサーバーを構築しないですみます。


特筆特徴4: レンタルサーバーのConoHa Wingのサーバも使える共通アカウント

通常VPSとレンタルサーバーはアカウントが分かれていますが、ConoHaの場合レンタルサーバーに当たるConoHa Wingも同一のアカウントで操作する事が出来ます。
ConoHa Wingはレンタルサーバーの中では、負荷が高まったら、リソースを共有ではないリザーブドのインスタンスに移行できたり、長期契約でドメイン更新費用が無料になったり、とユニークな強みがあるので、そっちも簡単に使える状態になるのは便利です。


ConoHaの機能一覧表


ConoHaプラン一覧

各種割引: ConoHaカード(学生と10万円以上購入者対象)&株主優待券による割引の紹介

ConoHaには幾つかの割引を利用する方法があります。
利用できるのなら上手く活用しましょう。

ConoHaカードで事前チャージすれば、学生または教職員は10%引きを受けられる
・日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生
・日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の教職員

ConoHaカードを10万円以上購入した人は5%割引を受けられる



③GMOの株を持てば、株主優待を使う事で半年で上限5000円、年間で上限1万円の割引を活用する事ができます

オンラインクーポン経由申し込みで、初登録なら700円割引を受けられる


Linux版インスタンスの料金(税抜)


Windowsインスタンスの価格(税抜)

WindowsはOSのライセンスコスト等があるので、Linux版より高くなります。


メールサーバーの料金(税抜)

メールの保持しておける容量が変わる


データベースサーバーの料金(税抜)

データベースに保存できる容量が変わる


追加SSDの料金(税抜)

SSDといってもネットワークを通じて繋がるネットワークドライブなので、ローカルのSSD比べディスクアクセス速度は遅くなります。
SSD300GBプラン、SSD600GBプランというのは、SSDローカル100GB + (ネットワークドライブのSSD 200GB or SSD 500GB)という事に注意。

容量月額1GBあたり1時間あたり
200GB2,500円12.5円3.5円
500GB4,500円9円6.3円


オブジェクトストレージの料金(税抜)

転送料金無料・転送量無制限
100GBあたり月額450円
1ヶ月未満の利用は0.7円/時


プラン毎のコストパフォーマンス比較(月額/税抜)

デフォルトのディスク容量はCPU2コアでSSD 100GBになりますが、それ以上のプランになっても増えないので、CPUとの価格比合わせて、コスパ的には「CPU2コア、メモリ1GB、SSD100GB」プランが一番良い結果になる。
システム全体でのコスパ最適化を考えるのならば、このシステム構成を最小単位として、必要なら複数台契約してシステムを構築するのが、コスパ的に最適解になる。


ConoHa VPSの簡単インストール対応ソフトウェア

ConoHaの簡単インストール機能利用時のOSはソフト毎にCentOSとUbuntu系が混在してる形になっている。
データーベースは別途共有のマネージドの形でMariaDBでも提供している。
ソフトOS説明
7 Days to Dieubuntu7 Days to Dieマルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
Assetto CorsaubuntuAssetto Corsaマルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
baserCMScentosコーポレートサイトにちょうどいい国産のオープンソースCMS
CactiNagioscentosCactiとNagiosはサーバーやネットワークの監視で広く利用されているソフトウェア
concrete5centosマウスのドラッグアンドドロップのような簡単で直感的な操作でウェブサイトを作成・運用できるCMS
CSGOubuntuメモリ1GB以上のプランで利用可能。Counter-Strike: Global Offensive(CS:GO)マルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
DjangocentosPythonで構築された、Webアプリケーションフレームワーク
Dockerubuntu非常に軽量なコンテナ型のアプリケーション実行環境
DokkuUbuntuDokkuはDockerをベースにした、HerokuのようなPaaSを構築できるオープンソースソフトウェア
Drupalcentos世界中で幅広く利用されているCMS
FactorioubuntuFactorioマルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
GitLabcentos「GitHub」のようなGitリポジトリマネージャーを独自のサーバで構築できるソフトウェア
ISUCON7(予選)Ubuntuパフォーマンスチューニングコンテスト「ISUCON7」の予選で使われた過去問
ISUCON8Ubuntuパフォーマンスチューニングコンテスト「ISUCON8」の予選で使われた過去問
JenkinscentosJavaで書かれたオープンソース継続的インテグレーションツール
Joomlacentos世界中で幅広く利用されているオープンソースCMS
LAMP(PHP)centosWebサイト制作でよく使われるLinux+Apache+MariaDB+PHP構成
LaravelcentosPHPで構築された、MVCのWebアプリケーションフレームワーク
LEMP(PHP)centosNginxにLua処理系の統合等の拡張を施したOpenRestyを使用するLinux+Nginx(OpenResty)+MariaDB+PHP構成
MastodonubuntuTwitterのような投稿ができる分散型ソーシャルネットワークを実現するオープンソースソフトウエア
Matomocentosオープンソースの使えるアクセス解析ソフトウェア
Mattermostcentos「Slack」のようなチャットツールを独自のサーバで構築できるソフトウェア
MediaWikicentosWikipediaで使われているウィキエンジン
Minecraft(統合版)
Minecraft(Java版)
centosメモリ1GB以上のプランで利用可能。
Minecraft(マインクラフト)マルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ。
Java版(=PC版又は本家版とも言われる)

統合版(スマートフォンアプリ、タブレットアプリでもプレイできる)
を別々に提供してる。
ConoHaは結構力を入れており、無料でこのはちゃんのスキンも提供している。

推奨スペック: プレイヤー数4人以下 メモリ2GBプラン、プレイヤー数5~10人 メモリ4GBプラン、プレイヤー数11人以上=メモリ8GBプラン
MIRACLEZBXcentosZabbixをベースとした統合システム監視ソリューション
MongoDBcentosオープンソースのドキュメント指向データベース
Node.jscentosNode.jsはサーバーサイドで実行可能なJavaScript
ownCloudcentosDropboxのようなオンラインストレージやGoogleカレンダーのようなスケジュール同期を提供するオープンソースソフトウェア
Rediscentosオープンソースの高速なインメモリ型Key>Valueストア
Redminecentosプロジェクト管理ができるオープンソースソフトウェア
Ruby on RailscentosRubyで構築された、Webアプリケーション開発のためのフレームワーク
テラリアcentosテラリアマルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ
WebmincentosWebminはWebブラウザ上からApacheやMySQL、ネットワークの設定等のサーバー操作を行えるアプリケーション
WordPress(KUSANAGI)centosWordPressを高速に動作させるソフトKUSANAGIのイメージ。


KUSANAGIがどういう仕組みで高速化するのかは以下の図参照

参照元記事: Webパフォーマンスガチ勢が本当に使っている技術: Pagespeed Insights 100点を獲得する高速化技術

KUSANAGIを簡単にセットアップする為のConoHa KUSANAGI Mangerが無料利用可能。
「かんたんKUSANAGI」だとインスタンスはメモリ1GB以上でないと立ち上げられない。
唯の「WordPress(KUSANAGI)」なら512MBでも立ち上げれるが。
尚、プラン上低スペックで作れるといっても、KUSANAGI公式による推奨メモリは4GB以上となっているので注意。
ライセンス等別途追加のお金が必要になるが、KUSANAGI WEXALも追加する事で更なる高速化をはかれる。


Zabbixcentos様々なネットワーク、サーバー、アプリケーションの統合監視ができるオープンソースソフトウェア

ConoHaベンチマーク(Unixbench)結果

SSDの容量がプランアップに従って伸びるのが100GB迄というのもありますが、1円あたりの合計CPUパフォーマンスで見ても1番良い結果となっている「2コア/メモリ1GB / SSD100GB」プランがコスパとしては最強です。
出来る事なら、1つのサーバーに機能をまとめるより、この単位で機能分割してシステム構築していくのが、コスパ的には良いという事になるでしょう。


設定方法

ConoHaの設定方法については、別途記事を作っているので、そちらをご参照下さい。