各VPSの特徴

Amazon Lightsailの料金/評判/特徴/性能ベンチマーク

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Amazon Lightsail公式サイト

 
簡単なサマリーとしては、裏は実質はAWSのec2インスタンスなので、通常のVPSとは異なる動きをする(CPU性能が突然ガクンと落ちたり)。
AWSより簡単に使えるようにと提供されているVPSではあるが、その使い勝手的に本来はAWSを使った事があり、それに対してのメリット・デメリットを理解して使い分けれる人に向いている。
 
①揮発性(サーバーを時間単位課金で作ってすぐ捨てる事が出来る)
②冗長性(一台サーバーが落ちてもサービスの継続が可能=ロードバランサー、ローカル接続等が必要になる)
③拡張性(データを維持したままのスペックアップが可能)
という、クラウド3条件を満たしており、VPSという枠を超えたクラウド性を持つ先進的クラウド型VPSの1つ。


Amazon Lightsailプラン一覧

Linuxプラン

メモリ0.512481632
CPU1112248
CPU低下時パフォーマンス5%10%20%20%30%22.5%17%
CPU100%使用
連続稼働保証時間
3分6分12分12分18分13.5分10.2分
1時間平均で許されるCPU使用率上限5%10%20%20%30%22.5%17%
SSD20406080160320640
無料転送枠(TB)1234567
月額費用(US)3.5510204080160
月額費用(円)420600120024004800960019200
該当ec2タイプt2.nanot2.microt2.smallt2.mediumt2.larget2.xlarget2.2xlarge
該当ec2月額ドル
(オンデマンド東京)
4.99.89.839.178.3156.7313.3
該当ec2月額ドル
(リザーブド東京
全額支払い1年
コンバート不可)
3.57142856112224

無料転送枠を超えたら、アジアパシフィック (東京)の場合1GBあたり0.14 USD(約17円)かかります。


Windowsプラン

WindowsはLinuxと違ってOS等に課金される為、値段がLinux版に比べ高くなっています。
メモリ512MBプランではLinuxでは$3.5でWindowsでは$8なので、2.28倍の値段となっている。


Amazon Lightsailの機能一覧


Amazon Lightsailの特徴

裏で使われているのはAWSのec2インスタンス(=Elastic Cloud Compute/サーバの事)なので、その差を理解して使い分けをする事が必要。


AWS EC2とLightsailの同じ点(だが普通のVPSと大きく違う点)

AWSのEC2と同じ点としては、一定量CPUを継続して使っていると、性能が大きくダウンする。
例えば、メモリ0.5GBプランだと、性能は1/20になり、そこまで性能が低下すると正直使い物にならなくなるので、そうした事が起きないように使用しないといけない。

今使っているVPSのCPUの平均利用率が1時間平均で5%を超える事があるサイトを持っている場合には、慎重に移行を検討する必要がある
(5%までOKなのが現在のAmazon Lightsailの最安プラン / その間はCPUは他プランと変わらない性能を発揮するが、その時間をオーバーすると性能が5%=20分の1に落ちて、でもトラフィックはその性能で処理できるよりかは来て処理が溜まり続けて、ついにはサーバーが無反応に、という地獄を見ることになる)。

また、EC2と同じく停止したら、ec2と同じく起動した時にIPアドレスが変わってしまう。


LightsailのAWS ec2に対してメリットとなっている違い

1. 料金としてはインスタンスの料金はEC2のオンデマンドよりかは安く、完全前払いのEC2 1年払いと同じかそれより安い、完全前払いのEC2 3年払いよりは高い、と言った値段関係になっている。

2. ネットワーク転送量の無料枠がTBと大きい。
例えばEC2だったら1TBの転送量消費で0.114/GB*1000*120円=13680円かかるが(2018/10月時点のネットワーク帯域価格@東京DC)、そこまで無料で済む。
AWSを使っているとこのネットワーク転送量とか使用量に応じて発生・変動する料金が大きく、VPSや専用サーバーの予測される支払い金額に対して頭を悩める事になり、会社ではなく個人のPJだったら、やっぱVPSに戻るか(やっちまったぜ)、となったりもしますが、無料転送枠が大きいので、ほぼそうした事にならない。
といっても、逆に無料帯域枠を使い切りそうなレベルで使うのだったら、CPUクレジット制限に引っかかって、CPU性能が低下するボトルネックの方に先にぶつかる可能性が大きいですが。
なお、EC2/EC3はデータINについてはチャージされませんが、LightsailはデータINもデータOUTと合わせて無料転送枠の消費量計算には使われます(超過分の計算にはデータOUTのみ)。


LightsailのAWS ec2に対してデメリットとなっている違い

1. AWSのEC2の場合、CPUを枠以上使った時に性能を落とさない為の対策が用意されているが、Lightsailには現在まだ用意されていない(オートスケール・Unlimitedバースト機能)。
なので、過疎サイト、もしくはCPU性能が落ちても問題ない用途でない限り、かなり使いづらい。

2. EC2は停止したらインスタンスには課金されないが、Lightsailは停止しても課金される。

3. VPC(Virtual Private Cloudというネットワークの区切りの単位)がLightsail特有の空間になっているので、他のAWSのEC2インスタンス・DBと会話させるには、VPC Peer接続(従量課金制)をして通信させない限り、Public Internetを通ってしまい安全でない&ネットワーク通信枠が消費される、と言ったデメリットがある。

4. EC2のように、Reserved Instance、Spot Instanceという存在はなく、それで値段を下げる事はできない。

5. IAMによるロールが割り当てられないので、ロールでs3にそのインスタンスからは無認証でアクセスできるといった、サーバーレベルで認証セキュリティ設定はできない。

6. セキュリティグループという概念はないので、サブネット+セキュリティグループでのセキュリティ管理はできない。


Lightsail特有の機能: ec2インスタンスへの移行サポート

LightsailでとったスナップショットからAWSのec2/ec3インスタンスの立ち上げに使えるようになりました。
Lightsailの機能・性能では不足する場合に、アップグレードする逃げ道が出来たのは、大きな事かとは思います。


AWS ECの存在を認識した上でのLightsailの使い道

上記の同じ点・違う点を鑑みると、総じて言えば
– そんなにCPUを使うトラフィックが来ない&突発的なトラフィックも想定しない事前提のサイト
– Lightsailの無料ネットワーク転送枠の大きさを活用したい場合
– 既にAWSを使っていて、メリット・デメリットを分かった上で状況に応じて使うオプションを増やしたい方
に向いているサービスと言える。

上記に挙げたデメリット・制約を回避したければ、普通にAWSの方のインスタンス、または他社の普通のVPSを使いましょうという事になる。

結局AWSの方を理解していないと中々コスパ・運用最適化は難しいという面もあるので、簡単なようで(実際立ち上げるだけなら簡単)、実はAWSのサービスを理解しデメリットも理解した上で、それに対してのメリットを狙って活用できる方に向いているサービスと言えるでしょう。

自分の場合は、そういうのは面倒なので、AWSを使うのならLightsailは使わず普通にAWSのEC2を使っていますが(^^;


Amazon Lightsailの評判・口コミ

良い点
– AWSとまとめて支払えるのが良い
– AWSに比べると手軽に立ち上げられる、レンタルサーバーみたい

悪い点
– 簡単インストールで入れられるソフトが中々増えない

裏のec2的機能の制限やAWSとの違いについて把握している人は少ない為(実際サイトをパッと見で見ただけでは分からないので)、あのAWSが提供している安くて高性能のVPS、コスパと機能的に満足!、AWSのec2に比べると簡単に使えるし、というと書かれている方が多い。

ただ、このページでの説明を見ると分かる通り、余り人が来ないサイトならそれで全く問題ないが、結局人が沢山くると諸々制約が足枷になり移転する事になる。
しかしそこに至る所までAmazon Lightsailを使いこなしている方は中々見かけず、お試し的な軽い用途に止まっているケースが目立つ。


Amazon Lightsailの簡単インストール対応ソフトウェア

Amazon Lightsailの簡単インストール機能利用時のOSは当然Amazon Linux、ベンダーロックイン待った無しでもある。
データベースはマネージドの形でMySQLとPostgreSQLも提供している。

Amazon Lightsailベンチマーク(Unixbench)結果


Amazon Lightsailの設定・利用方法

Amazon Lightsailの設定・利用方法についてはこちらのページをご参照下さい。