各VPSの特徴比較まとめ&お勧めVPS
お勧めVPSはそれぞれの方の重視する要件によって異なりますが、何を重視する場合、そのVPSがお勧めなのかをまとめてあります。
VPS | 特徴 | お勧めする場合 |
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Amazon Lightsail | 裏はEC2だがAWSのEC2のリザーブドインスタンス1年未満3年以上の価格。 スナップショット経由でAWSのインスタンスの方に移行可能。 CPU性能が使い方によってはピーク時に1/20に変化したりハマり所もある | AWSの知識があって適切な使い分けが出来る方(Lightsailより素直にec2を使った方が基本良い) |
Vultr | 英語インターフェースOK前提。 東京にデータセンターある。 時間課金対応で冗長性(ロードバランサー)以外のクラウド要件(揮発性・拡張性)は利用可能。 コスパのバランスが取れていて、コンパネも使い易いクラウド型VPS。 | 英語UIでも問題なく、東京DCがあり、高性能&使い易い時間課金型クラウド型VPS欲しい方 |
WebArena VPSクラウド | 回線速度が速く&容量も含めた全方位のコスパバランスでトップクラス。 但し、サーバ立ち上げるまでのコンパネは使い辛い。 揮発性以外のクラウド要件(冗長性、拡張性)を満たす。 | サーバのスペック的なコスパが最優先なら |
WebArena Indigo | 時間課金 | 単体サーバーでコスパ最優先を採るのなら |
WebArena SuitePro | 回線速度は速い。 SLA100%な上にフェイルオーバーシステムによりサイトが落ちない事を担保している。 料金はその分はお高くなりますがそれを払える事前提で | 絶対に落ちないシステムが欲しい方 |
お名前.com | ディスク容量が多くてCPU性能高め。 機能革新は長らく起きていない。 | 機能革新は求めず、コスパ良くディスクを大量に欲しい方 |
カゴヤ | バランスが取れた価格性能比が高いクラウド型VPS。 2コア/2GBメモリがコスパ最強クラス。 1日単位の課金対応でクラウド要件(揮発性・冗長性・拡張性)を満たす。 | 日本語でコスパが良い日数課金型クラウド型VPSを使いたい方 |
ConoHa | DBとメールサーバーのマネージドサービスが提供されいてるので、そこをVPS側に任せられるのが大きい。 但し、サーバーについてくるディスク容量は上位のプランにいっても小さい。 なのでObject Storage・NFS・DBサービスといった「外部ディスク」を活用する必要がある。 時間課金対応でクラウド要件(揮発性・冗長性・拡張性)を満たす。 | 日本語でマネージドDB+Mail server・Object Storageを提供する時間課金型クラウド型VPSを使いたい方 |
さくらのVPS | ローカル接続でさくらの専用サーバ・クラウドといった他の強力なサービスと組み合わせて使う事ができる。 VPSでは要件を満たせなくなった場合、クラウドに移行も可能。 初期費用有・3ヶ月解約不可 | さくらのクラウド・専用サーバー等他サービスも契約している方 |
Linode | 英語版UIのみ。 東京DC提供の、時間課金のクラウド型VPS。 ディスク容量、メモリで他にはないレベルの巨大スペックなサーバが利用可能 | 英語UIでも問題なく、東京DCがあり、超巨大サーバを利用できる時間課金型VPSを使いたい方 |
Serverman | CPU性能は低い。NTTグループカードで支払って無料に出来るのなら | 性能は気にせずNTTグループカードで無料にしたいのなら |
GMO VPS | それなりのお金を払わなければいけないが、払えば有人監視&復旧の依頼等も出来る。 HDDだからというのもあるが、ディスクは安く、大容量のディスクが得られる。 | お金を払ってVPSの管理を出来るだけ外部に任せたいのなら |
Digital Ocean | 英語インターフェース。 日本内にデータセンターはない。 時間課金対応でクラウド要件(揮発性・冗長性・拡張性)を満たす。 スペック上限が高い。 | 英語UI・海外データセンターでも問題なく、出来るだけ高機能な時間課金型クラウドVPSを利用したい方 |
WordPress専用のVPS
ここではスペック等の観点では取り上げませんが、Wordpress専用のサービスのクラウド的なサービスもあります。
Wordpressだけで済んでしまいそうな場合には、こうしたものも考慮の候補にはなりえるでしょう。
サービス | 月額 | 特徴 |
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コアプレスクラウド(Value Domain) | 500円~ | Fusion-ioDrive、オートスケール、WPコピー機能、バックアップ、24時間障害対応 |